入院が保障される日数の限度はいつまで?

入院保険で、現在、入院が保障される日数の最長は1095日型です。

単純計算で、丸3年間の入院は保障されるので、入院が長引きやすい病気やリハビリに時間の掛かる怪我であっても対応出来ます。

話は変わりますが、入院保険には1入院というルールがあります。この1入院というのは、180日以内の原因を同じとする再入院は1入院と数える事です。

例えば、胃潰瘍で5日間入院した100日後に胃潰瘍を原因とする胃がんで入院した際には、前回の入院日数である5日を引き継ぎます。

ですから、保障日数30日間の入院保険であったら、胃がんで保障される入院日数は25日間になります。なので、保障日数が長い入院保険の方が再入院の際にも安心です。

とはいえ、保障される日数が長くなればなるほど、保険料も高くなりますので、メリットばかりではありません。

となると、保険料の無駄を無くす為にも、自分に起こりうる疾患の入院日数がどの程度か知っておく必要があります。


入院日数期間別グラフ

こうして見てみると、大抵の疾患で60日以内には退院できます。また、厚生労働省調べによると、入院した方の約3割が入院後5日以内に退院しています。

この事を踏まえると、日帰り入院から入院給付金が受け取れて入院保障日数60日型の入院保険が最も合理的です。

入院保障日数が60日しかないと不安を感じるという方には、入院の長引きやすい生活習慣病時に入院保障日数が伸びるタイプの入院保険を選ぶのも選択肢の1つです。

このタイプであれば、入院が長引いた時や、再入院が発生しやすい病気にかかった際にも安心ですし、保険料も60日型の入院保険と大差ありませんので、経済的です。

結論を言えば、入院保障日数は長い方がもちろん安心ですが、自分のニーズに合った入院保障日数の方が、経済的に長く入院保険に加入出来ますので、より多くの安心を手に入れる事が出来ます。
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