入院給付金の請求方法

せっかく入院保険に加入していても給付金が受け取れなければ、入院保険に加入している意味が無くなってしまいます。

そこで、給付金の請求方法について説明していきます。

まず、手術する事が決まったら、自分の入院保険の保障内容を確認しましょう。

入院保険の内容によっては、入院を必要としない手術でも給付金が支払われる場合もありますし、逆に入院を伴う手術でも給付金が支払われない場合もあるからです。

現在の主流となっている、入院1泊目から保障対象という入院保険であれば、大抵は日帰り手術でも給付金の支払い対象となっています。

もし、自分の手術内容を契約内容と照らし合わせても、給付金が支給されるか分からない、または、契約内容に明記されていない手術であるという場合には、担当する医師に正確な病名と手術名を聞いておきましょう。

保険会社のコールセンターに問い合わせる時に正確な病名と手術名を伝えた方が、その後の対応がスムーズに済む為です。

実際に自分の手術や入院が給付金の対象となった場合の請求方法ですが、保険会社の用意した所定の診断書へ担当医師に記入してもらう必要があります。

診断書の発行にあたりますので、大体4000〜5000円の実費がかかりますが、これは契約者本人の負担となります。

手術や入院の内容によっては診断書を必要としない簡易請求もありますが、この場合退院後の請求に限られる事や、手術給付金を伴わない入院であること等の条件が付きますので、簡易請求に関しては保険会社に可能かどうか問い合わせた方が良いです。

入院給付金の請求は、入院中でも行う事が出来ます。

予定よりも入院が長引きそうな時や、長期の入院で手元にお金があまりない時に活用できます。

この場合には、先に少し触れたように簡易請求は出来ません。

また、退院後に残りの給付金を請求する時には、再び診断書を発行してもらわなくてはいけないので、実費での負担が少し増えてしまいます。

給付金の請求期限については3年以内です。

請求を忘れるという事は無いと思いますが、何かの手違いで請求を忘れていたとしても、3年以内であれば給付金が支払われますので、請求を行いましょう。

請求した給付金は5営業日以内に指定の口座に振り込まれます。

事実関係の確認や調査に時間が掛かった場合や、書類の不備があった場合にはこの限りではありませんが、たいていは1週間を目処に支払われます。

請求方法についてはこのような内容になりますが、分からない事や不安な点があれば、すぐに保険会社のコールセンターに問い合わせましょう。

親切に対応してくれますし、何より手違いや思い違いが発生しませんので、後々の面倒もなくなります。
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